トレーナー紹介
はじめに
犬との暮らしの中で起こる行動は、良い行動も困った行動も、その犬にとって必要だったから身についたのだと考えます。
私は、行動を無理に抑え込むのではなく、犬がこれまでに積み重ねてきた経験や、今置かれている環境を丁寧に見つめながら、犬とご家族が無理なく一緒に歩いていける方法を考えています。
犬と関わるようになったきっかけ
愛犬との暮らしを通して、犬の可愛さや賢さ、素直さ、優しさを実感しました。
その後、動物愛護団体や地域での啓蒙活動ボランティアに参加し、犬と暮らす方々との交流を重ねるなかで、犬についての不確かな情報に戸惑うご家族や、強制的な訓練によって自由を得られない犬たちがいることを知ります。
「もっと犬の行動を正しく理解したい」
そう思ったことが、学びを深めるきっかけでした。
行動を学ぶという選択
目の前にいる犬が、何を訴え何を求めているのか。根拠をもって推察し向き合っていくために、ドッグトレーニングに必要な動物行動学(生物学)と行動分析学(心理学)を学び始めました。
行動分析学は、人やさまざまな動物の現場で活用・応用されている科学です。「その個体、その行動」に目を向け、尊重し可能性を広げていく ―― 観察できる行動をもとに考えるシンプルな視点に惹かれ、学び続けています。
現在の学びと大切にしている考え方
現在は、アメリカで保護犬譲渡活動を行うNPO団体 CAAWTで、行動分析学に基づくアニマルトレーニングの知識と理解を深めています。
CAAWTで学んでいるコンストラクショナル・アプローチは、動物が本当に求めているものを理解し、日常のなかで望ましい行動を動物自身が選択し確立していく考え方です。このアプローチに強く感銘を受けました。
「今できること」に目を向け、できる環境を整え、そこから広げていくという発想をとても大切に考えています。
また、犬の行動に介入するとき、行動を強いていないか、こちらのペースになっていないか、常に確認するよう気をつけています。
INUtoWAとして目指すこと
犬が犬らしく、自由にのびのびと生活できること。そして、共に暮らすご家族にとっても、愛犬とのより良い関わりを持てることが、お互いの幸せな絆につながると考えています。
それぞれのご家庭の生活スタイルに寄り添いながら、より良い選択肢を一緒に探していきたいと思っています。
(INUtoWA ドッグトレーナー 吉本恭子)
学び・資格について
- CAAWT member・グループクラス受講
- 刺激に過敏に反応する・怖がる・攻撃する ― 動物の行動を理解し助けるための新たな視点と解決方法(2025/11)
- 動物と私たちの愛情あふれる関係の作り方 ― コンストラクショナル・アフェクション(2025/04)
- 行動の「なぜ」を理解するアセスメント ― アニマルトレーニングの新しい倫理基準(2024/11)
- トレーニングスキルアップ ― 行動測定、データとグラフを活用する方法(2024/03)
- ※ すべて行動分析学に基づいた学びです
- Compass Education and Training UK(英国国際教育機関 Compass)
− Canine Behaviour and Psychology DIPLOMA(2023/03) - DBCA 犬の行動心理カウンセリング協会
− 犬の行動と心理学 修了(2023/03) - JDBA 日本ドッグビヘイビアリスト協会
− 認定ドッグトレーナー(2023/03) - 日本愛玩動物協会
− 愛玩動物飼養管理士1級(2019/01)